「植物たちは不思議なことに」

都内からここに越してきた時、ここはカヤ、雑草だらけの庭でした。

だんだんといつの間にかカヤは減り、増えてほしい草たちは増えていきました。

 

そこから少しづつ畑を作ったり、庭にはハーブや花、木々を植えていきました。

思ったように育てられず枯らしたり、モグラたちにも荒らされたりしながらも、ゆっくりと庭全体が育っているようにも感じます。

年々と育っていく果実だけでも気づけば20種近く実ってくれるようになっています。

植物たちの生命力、美しさ、優雅さといったエネルギーに心が触れると「スーッ」と晴れやかになり、作陶へのインスピレーションが沸いてくることも少なくありません。

気をかけ、声をかけていると植物たちはどうやら応えてくれているように思えてなりません。

ボタニカルシリーズの作陶で映しこむ草花たちは、ほとんどこの庭で育ってくれている植物たちです。

もっとも輝く最高の時に、生きたその勢いをできるだけそのままに映し込めた作品たちは、その時のそのままの姿とともに輝き続けるように思えます。

写真から植物たちのエネルギーが伝わっていきますように。